トランプ次期大統領と安倍首相のニューヨーク会談


まず、はじめに、、、

答えの掲載が遅くなった英子の言い訳を。。。

久々に、追加検査を受けるような事になってしまい、、、超音波エコー、レントゲンで、ほぼ大丈夫だとは言うものの、、、念の為、来月、MRIという成り行きに。
約10年前には、ニュージーランドで人生初の手術、2回目の手術、3回目の手術を受けるというドラマチックな展開になってしまいましたが、、、今回は、人生初のMRIで、はっきりスッキリ、問題無しってことになるのではないかと予想してます。
英語圏で、ある日突然、検査や手術、、、しかも、家族も親戚も同じ国にいない状態で(って、友達が助けてくれましたが)、、、という経緯は、いつか、ちゃんと書きたいなぁとは思っているんですが。今だから笑える、英語の失敗や文化の違いによる驚きもいっぱいあったので、その経験を自分だけのものにするより、皆さんと共有出来たらいいなぁ~と願ってます。


ということで、来月の検査が終わるまで、いつもにも増して(滝汗;)、更新が不定期になるかもです。

言い訳が長くなってしまいましたが、、、


英語が話せる様になりたい~と思う人たちの少しでもお役に立つならば、、、と勝手に一人で続けている

ニュース記事の読み取り解説とクイズの答えです。

今回は、トランプ次期大統領と安倍首相のニューヨーク会談のニュース記事から出題してみました。

こういった、日本でも海外でも話題になりそうなニュースを、英語でも日本語でも読んでみると、それぞれの捉え方というか注目する視点が違っていたり、微妙にニュアンスが違ったりして、興味深いことが多いです。




このニュース記事のリンク先、最初は、「Trump, Japan's Abe to hold hastily arranged talks in New York」というタイトルで、会談が行われる前に掲載されていました。

が、クイズをつぶやく時に再確認したら、同じリンク先記事なのに、会談後にタイトルと内容が変わっていました。(汗;)
で、慌ててクイズ内容も修正。



Japan's Prime Minister Shinzo Abe described Donald Trump as a "trustworthy leader"

まず、最初に、安倍首相がトランプ氏を信頼できる指導者だと表現したとあります。

"Alliances cannot function without trust. I am now confident that President-elect Trump is a trustworthy leader," said Abe, describing the talks as "candid" and held in a "warm atmosphere".

それから、しばらく後に、最初の行で書いてあったことが含まれている安倍首相の発言があります。

日米同盟関係については「同盟は信頼がなければ機能しない。次期大統領はまさに信頼することができる指導者だと確信した」と述べた。

と、下記の日本語のロイターの記事に書いてある部分ですね。
トランプ氏と率直に話し合い、信頼構築できると確信=安倍首相 2016年 11月 18日 10:56 JST (ロイター)

それから続けて、「気さくで」、「温かい雰囲気」で会談が行われたと表現したと、英語記事には書いてあります。

トランプ氏の自宅で行われた会談は「大変温かい雰囲気」(安倍首相)の中、

と、下記の別の日本語のロイター記事に書いてある発言のことでしょうか。
アングル:首相、トランプ氏との友好強調 TPP打開になお課題 2016年 11月 18日 18:05 JST (ロイター)



同じロイター内でも、英語と日本語の記事を比較すると、微妙に違う気がします。

今回の出題先の英語の記事を見ると、安倍首相がトランプ氏を信頼、、、という部分が強調されている様な気がします。
日本語記事を読むと、同盟関係を続けていく上で、信頼が必要で、「信頼できる指導者=同盟関係を続けていくことが出来る」と確信したというのが、実際のところだと分かりますが、英語記事の最初の辺りだけで、記事全部を読まなかった人は、安倍首相が全てにおいて「信頼できる指導者」とトランプ氏を表現した様にも受け取れてしまいます。

また、日本語では「大変温かい雰囲気」と、会談中の雰囲気が良好であったという印象を与えている様な気がしますが、英語記事では、「気さく」で「温かい雰囲気」と、カジュアルであった印象を与えている様な気がします。



Trump, in a brief entry on his Facebook page accompanied by a photo of the two men, said: "It was a pleasure to have Prime Minister Shinzo Abe stop by my home and begin a great friendship."

トランプ氏がフェイスブックに安倍首相と一緒の写真を投稿したことに関する記述も、

トランプ氏も自身のフェイスブックで「素晴らしい友好関係を始められて嬉しい」と投稿。

と、下記の別の日本語のロイター記事には表現してあります。
アングル:首相、トランプ氏との友好強調 TPP打開になお課題 2016年 11月 18日 18:05 JST (ロイター)


stop by my homeの「我が家に立ち寄ってくれて」の部分は、日本語記事には含まれていないんですね。APECの為にペルーを訪問する途中での会談だったので、立ち寄ったと表現してあるのだと思いますが。
ここでも、カジュアル感が出してある気がします。


Abe gave Trump a golf driver and received golf-wear in return

安倍首相はゴルフのドライバーを、トランプ氏はお返しにゴルフウェアをお互いにプレゼントし合ったとあります。
このプレゼント交換も、日本の各社のニュース記事での表現に注目してみると、面白いかもしれないです。

Photographs taken inside the ornate meeting room at Trump Tower showed Abe accompanied only by an interpreter and Trump by his daughter Ivanka, her husband and Trump adviser Jared Kushner, and Retired Lieutenant General Michael Flynn whom a senior Trump official said on Thursday had been offered the national security adviser position.

トランプタワー内の華やかな会議室で撮影された写真を見ると、安倍首相は通訳を一人だけ伴い、トランプ氏側は、娘のIvankaさん、彼女の夫(トランプ氏の義理の息子)、トランプ氏のアドバイザーのJared Kushner氏、元陸軍中将でトランプ陣営の高官であり、木曜日に国家安全保障問題担当補佐官を打診されたMichael Flynn氏が同席していたとあります。

日本のニュース記事をいろいろと読んでみましたが、中には、安倍首相は通訳のみを伴ったと書いているところもあったものの、トランプ氏側のメンバーについては、触れていない場合がほとんどの様に感じました。
英語記事を読むと、なんだか、力関係を印象付けようとしている様な気がします。又は、日本語記事は、そういった印象を与えたくなかった為に、会談に参加した詳しいメンバーやトランプ氏側の人数については触れていないとか。


リンク先記事には、麻生太郎財務相のコメントも含まれていますが、こちらも、興味のある方は、日本語と英語のバージョンを違いを比較してみると、面白いかも知れません。

後、日本語のニュース記事には、トランプ氏が会談後に、安倍首相をトランプタワーの下までわざわざ見送ってくれた、、、ということを含めている記事が多かった様に思いますが、英語記事では、英子が見た範囲内では、同様の記述を見つけることが出来ませんでした。
こういった点も、それぞれが注目する点の違いか、読者に与えたい印象の違いかも知れないですね。



ではでは、今回のクイズの答えです。

トランプ次期大統領と安倍首相のニューヨーク会談
Japan's PM Abe meets Trump, says confident can build trust By Steve Holland and Kiyoshi Takenaka (Reuters United States Edition)

Q1.会談は何分間行われた?

Abe, speaking after the hastily arranged 90-minute meeting at Trump Tower in Manhattan

マンハッタンのトランプタワーで行われた慌ただしく手配された90分間の会談の後、安倍首相が話したところによると

とあります。

ということで、Q1の答えは、90分間でした。

一時間半ではなくて、90分間という表現を使うことも覚えておきたいですね。
"One and half hour meeting"と言っても間違いではないですが、"90-minute meeting"の方が、より自然な気がします。


Q2.トランプ次期大統領の大統領就任は何月何日?

It was unclear if that would happen before Trump's inauguration on Jan. 20.

トランプ氏の就任日の1月20日までに行われるかどうかは不明だった

とあります。

ということで、Q2の答えは、1月20日でした。

アメリカのニュース記事には、この1月20日の就任日がよく含まれているみたいです。
就任日までに行われること、そして、就任直後に行われるであろうことが、重要事項として、欧米のニュースでは扱われている様で、よく耳にしますし、目にします。

今回の解説やクイズについて、質問や感想等があれば、この記事のコメント欄又は、Twitterのメッセージで英子までお知らせ下さいませ。



ではでは、また次回に。

次回のクイズ:採用担当者を最もイライラさせる履歴書の内容について。

テーマ:英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

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筆者:下手名英子(へたなえいこ)
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