サッカー女子ワールドカップ なでしこジャパン vs スコットランド戦の試合前会見から学ぶ、見逃しがちな英会話の落とし穴

いよいよ今夜は、サッカー女子ワールドカップ2019、なでしこジャパン対スコットランドの試合ですね。

FIFA(Fédération Internationale de Football Association/国際サッカー連盟)のYouTubeチャンネル、FIFATVで、なでしこジャパンの高倉麻子監督と菅澤優衣香選手、そしてスコットランドチームの監督のシェリー カーさん(もう一人の人は、名前が聞き取れなかった~)のオフィシャル試合前会見の動画が公開されていたのでご紹介してみたいと思います。


生きた英会話を学ぶチャンス!ということで、せっかくなので、見逃しがちな英会話の落とし穴も一緒にご紹介したいと思います。


JPN v. SCO - Japan - Pre-Match Press Conference
By FIFATV

なでしこジャパンの試合前記者会見

ヘッドコーチとして紹介された高倉麻子監督の名前、何回聞いても、アサカ タカクラに聞こえます。。。
こんな風に、英会話の中で、日本語の名前は、微妙に違った発音をされることがよくあります。


記者会見の最初に、注意事項のような説明がありました。

まず、携帯電話のスイッチを切る事、そして、通訳についての案内。
英語と、開催地がフランスなのでフランス語、日本チームに合わせて日本語の同時通訳の手配がしてあるんですね。
ちなみに、進行係の方は、フランス語訛りの英語ですね。

それから、カメラマンは、最初の5分間だけで退出すること、フラッシュは使わないようにとの注意もされてます。
質問する人は、手を挙げて、マイクを待つこと、また、同時通訳をする為に、質問を始める前に、必ずどの言語で質問するかを言うようにとの指示もあります。
名前と、所属メディア名も言うようにと。

こういったイベントの最初に説明がある注意事項やルールみたいなことは、だいたいどんな内容を言われることが多いのかを知って慣れておくと、聞き取り易くなると思います。


会見の質問と答えについては、一つ一つは解説しません。
が、内容について気になることや、同時通訳部分も含めて、会見の中で使われている英語について、質問疑問があれば、コメント欄にメッセージを残して下さいませ。出来る範囲で追加解説させていただきます。


ではでは、最初の落とし穴。

見逃しがちな英会話の落とし穴 その1:

同時通訳は、限られた時間で、ある言語からある言語へと通訳をする必要があります。
ということで、話された内容の全てを通訳後の言葉に含めることは、なかなか難しいです。
なので、じっくりゆっくり聞いてみると、、、結構、省かれている内容があったり、ニュアンスが微妙に違っていることがあります。
同時通訳だけに限らず、通常の通訳の場合でも、訳された言葉は、オリジナルの言葉とは、全く同じではないということを忘れないようにすることって、大切だと思います。全く同じだと思ってしまうと、誤解が生まれたり、会話の内容に微妙な調整や修正が必要なことに、気づけなくなったりします。




JPN v. SCO - Scotland - Pre-Match Press Conference
FIFATV

スコットランドチームの試合前記者会見

なでしこジャパンを褒めまくっているような気がしますが。。。
なでしこジャパンについて、すごく研究されてそうですね。


こちらの動画についても、会見の質問と答えについては、一つ一つは解説しません。
が、内容について気になることや、同時通訳部分も含めて、会見の中で使われている英語について、質問疑問があれば、コメント欄にメッセージを残して下さ~い。出来る範囲で追加解説させていただきます。


見逃しがちな英会話の落とし穴 その2:

母国語ではないにしても、英語も公用語として普通に話されている国はたくさんあります。が、日本人の英語に特有の訛りがあるのと同じ様に、それぞれの国で英語に強い訛りがあったりします。
この会見でのスコットランド訛りの英語、慣れていない人にとっては、かなり聞き取り難かったのではないでしょうか。
世界のいろんな国で、いろんな人たちと会話をする際の英会話は、訛りも様々です。
「アメリカ英語、イギリス英語、訛りのないキレイな英語を話したい!」という目標を持って英会話の勉強をしている方も多いと思いますが、、、英語を母国語として、イギリスやアメリカの訛りの少ない地域で育った人たちだけと会話をしたいという場合を除いては、訛りのある英語の存在も、忘れないようにすることって、大切だと思います。
グローバルな環境では、それぞれの英語のレベルも訛りも様々という、共通する母国語を持たない人たちが集まって、英語で会話をするという場面もたくさんあります。そういう場面では、上手な英語より、いかに相手の下手な英語を理解し、いかに自分の下手な英語を相手に理解してもらうかが、重要になったりします。



そんなこんなの、なでしこジャパン対スコットランドの試合前会見から、見逃しがちな英会話の落とし穴をお届けしてみました。

頑張れなでしこジャパン!

テーマ:英語・英会話学習 - ジャンル:学校・教育

心に問いかける英語のスピーチ:「少なくとも、これくらいなら出来る」ってことが、大きな違いをもたらすことも

英語が使えるようになりたいとずっと思っているのに、何も出来てないと思っているそこのあなたっ!

英語の動画を一つ見たくらいじゃ何も変わらないと思わずに、この8分間の英語の動画(ハーバード大学の卒業生のスピーチ)を見てみませんか?


Graduate English address by Lucila Takjerad | Harvard Commencement 2019
By Harvard University
Published on 30 May 2019

このスピーチを聞いた後、

"At least I can share this video with as many people as I can..."
(少なくとも、この動画を出来るだけたくさんの人に紹介することは出来る…)

と思った英子です。

※耳で聞き取るのが苦手な方は、「字幕 - 英語(自動生成)」をオンにして下さい。(英語版YouTubeの場合は、Subtitles/CC - English(auto-generated)をOnに。)
※動画再生に慣れていない方、「どんな外国語でもたった6カ月間で学べる方法とは?」の記事内で、字幕設定について解説してます。又は、字幕設定の管理 [YouTube ヘルプ]をご参照下さいませ。


スピーチの出だしで、

"as Harvard graduates, you will be asked to go into the world and do the most you can do"

に続いて、

"I am here to ask you to do the least"

と聞いた時には、ちょっと驚きました。


ハーバード大学の卒業生として世界に飛び出したら、出来るだけのことをするように、、、というのが当然で、

少なくともというか、最低限のことをするように、、、という言葉が、意外だったからです。

ハーバード大学のような優れた大学で高い知識を身に着けた卒業生たちに、卒業生代表の一人が贈る言葉として、不思議な感じがしたからです。



でも、最後まで話を聞くと、納得できます。


アルジェリアの小さなビレッジで育ったという話し手のLucila Hanane Takjeradさん。

水道の無い家で、週に一度、公衆のお風呂でのシャワーだけだった子供の頃。

ご両親に心配を掛けないように、空腹を我慢していたこと。

7歳の時に、内戦が勃発して、明日も家族全員が無事に夕食の席についていますようにと神様に祈っていたこと。


そんな中、1994年の夏に起きた運命的な出来事。

フランス政府がアルジェリアからの難民を受け入れてくれることになって、希望者はリストに名前を書く必要があったけれど、文字が書けなかったお母さんは、そのリストに名前を書けなかった時。。。

難民としての受け入れ希望者は、名前を書くだけでいいと、手続きをする側は思っていたんだと思いますが、、、その名前を書くだけが、出来なかった人が、いったいどのくらいいたんでしょう。。。


文字が書けなかったお母さんの代わりに、名前を書いてくれたという通りすがりの人。。。

文字が書ける人にとって、代わりに名前を書いてあげることなんて、ほんの些細なことだったと思います。

その「名前を書く」ということが、話し手のLucilaさんと彼女のご家族のその後の運命を、良い方向に大きく変えたことを、その通りすがりの人は、全く知らないかも。

ちゃんとお礼を伝えることも出来ていないという、その名前を書いてくれた通りすがりの人。

この動画を、世界のどこかで目にされている可能性はあるのかなぁ。


ほんのちょっとしたことが、誰かの大きな助けになったり、人の運命を良い方向へと変えたりすることって、気づいていないだけで、人生には、たくさんあるのかも。

英子がこの動画を紹介することが、今この文章を読んでいるあなたの助けになったり、良い方向へと進んでいく為に役立ったりするかも、と考えると、ワクワクします。


2002年に「下手な英語もこうすりゃ使える」を始めた頃には、何かもの凄いことをしようとかっていう想いや野望は全くなくて、「英語が使いこなせるようになりたい!」と思っている人の少しでも役に立つことが出来たらいいなぁっていうか、たった一人でも、「下手英の情報が役に立ちました!」って言って下さる方がいればいいなぁと思っていたような。。。

いつの間にか、「おぉ~、これは凄いっ!」という英語上達のミラクル情報を見つけて来なきゃとか、もっともっとたくさんの人に役立つ内容にしなきゃとか、知らない内に、気負いが生まれていたかも。


今までの人生のほぼ半分の期間、英語圏で仕事をして、就職&転職を繰り返して、いくつかの資格も取得して、英語が上達すればするほど、言葉以外の壁に気づいたり、英語が分かることで見えてくる問題に直面したり。。。

いろんなことを、大きく考え過ぎるようになってしまっていたかも。


この動画を見て、「ほんのちょっとしたことでも、大きな意味を持つことはあるんだ」と、何だか、昔の気分に戻ることが出来ました。


100人に1人、いや、1000人に1人の読者の人にだけ役立つ情報かも知れないってことでも、英語に関する情報を、どんどんアップしようっと。

「英語が使えるようになりたいとずっと思っているあなた」の為に、

少なくとも、それくらいは、英子にも出来ることだから。

テーマ:英語・英会話学習 - ジャンル:学校・教育





プロフィール

下手名英子(へたなえいこ)

筆者:下手名英子(へたなえいこ)
メールマガジンを始めた時に書いた英語とのお付き合い歴はこちら
写真は、二十数年前、語学学校の卒業式でスピーチ中の英子。

最近の記事

ブログ内検索

最近のコメント

月別アーカイブ

RSSフィード



人気コンテンツ
名前の性別見分け表
英語でニュースを読む
一般常識の英略語
携帯等で使う英略語
翻訳コンテスト情報
ビデオで英語感